【失敗談】ホームステイはこうすれば失敗しない!大切なことは何か。

  • 2019年12月10日
  • 2019年12月10日
  • 留学

留学中の住居にはいろんな選択肢があります。

寮で人と共同生活するのか、ホームステイするのか、それとも完全に一人暮らしをするのか。

これに関しては、実感がわかなくて、どれにすればいいのか迷ってしまう人が多いと思います。

しかし、一つ言えることがあります。一番危険なのは間違いなくホームステイである、ということです。

海外留学中に僕は寮の相部屋で他人と住んだこともありますし、一人で賃貸契約して住んだこともあります。

しかし、僕自身が本当にさまざまなトラブルに出遭ったのはホームステイです。

他の記事でもたびたび紹介しているのですが、僕は現在ベラルーシ共和国という旧ソ連圏の国でロシア語留学しています。

現在は賃貸に住んでいますが、少しの期間、都心部から離れたド田舎でホームステイしていました。「さまざまな困難に出逢った」というのはここでのこと。

もしこの記事を読んでくださっている人が留学を考えていて、どんな住居タイプにしようか迷っているのであれば、是非参考にしてください。

Amazon.co.jpで買う

失敗談 ホームステイは最悪だった!?

現在留学中の僕がなぜホームステイを選択したのか、そこでどんなトラブルに出逢ったのか、どのようにそれを切り抜けたのか、その全てを紹介していきます。

僕はホームステイの最中にいろんなことで苦労しましたが、あくまでもこれは僕の場合です。

全員がそうというわけではなく、ホームステイで何不自由なく留学生活を送れる人もいます。

ですので、住居に迷われている方はあくまでも一つの判断材料として、この失敗談を参考にしてください。

寮の引っ越しから入居まで

僕は、留学に来た最初の一か月は寮に住んでいました。

そこの寮は都心部からほんの少し離れたところに位置しており、地下鉄でも行けるので立地は悪くありませんでした。

しかし、一つのブロックに共同キッチン・トイレ・シャワールームがあり、中で部屋が二つに分かれている、という相部屋でした。

一つの部屋は僕たち日本人三人が、もう一つの部屋はトルコ人二人が住んでいました。

一人の時間が一切ないことが僕にとってはとても酷でした。というわけで、一人で住める住居を探すことになりました。

しかし、すぐに自分で探すのは無理だとわかりました。当時は留学を初めてまだ2週間程度、ロシア語が一切使えないのです。

ベラルーシにも日本と同じようにネットから物件を探せる大手のサイトがあるのですが、ロシア語がさっぱりわからないため、どこからどう探せばいいのかわかりませんでした。

読むこともままならない。不動産屋に自分で問い合わせる、なんて到底無理です。

というわけで、そんな僕がどうしたのかというと、Airbnbを使わさせていただきました。

Airbnb

寮費が月5000円という破格だったので、なるべく高くないところにした方が、と思い月20000円のところをチョイス。

ミンスクの都心部から離れたObchakというところです。

地図上↓で見ると、大学が位置する都心部から少し離れていましたが、一刻も早く寮生活から抜け出したかった僕は、「まぁ、大丈夫っしょ!」と思いそこに問い合わせました。

ちなみに、ベラルーシ共和国の首都ミンスクでは以下↓のように地下鉄が通っていて、それより遠くに行くとなると、バスしか公共の交通手段はありません。そのことは理解していました。

そこのオーナー(後のホストマザー)は英語が話せたので、トントン拍子に話は進み、一度行ってみることに。

しかし、行ってみるとビックリ。

赤色のラインの終点(右下)からバスがでているのですが、なんと一時間に一本ということが判明。

試しに行ってみたその日はそこのホストマザーが車で迎えに来てくれたため、そこまで遠くは感じませんでした。

というわけで、入居することに決定、すぐに寮から抜ける旨を、寮の管理人のおばさんに報告、留学から1ヶ月ほど経った日に入居することになりました。

ホームステイが失敗と判明

待ちに待ったホームステイの始まりです。

と思いきや、いきなり「えっ」と感じたことが結構でてきました。

まず、めちゃくちゃ遠いということ。

確かに、住居がかなり遠いことは知っていました。

しかし、地下鉄の終点からバスで20分、さらにそこから徒歩で20分かかるとは全く思っていませんでした。(最初行ったときは車だったので時間感覚がわからなかった)

そしてさらにガン萎えしたのが、そこが「ド田舎」であるということです。

周りには何もありません。少し家が並んでいるだけです。

つまり、帰ってくるのが夜だとすると、ド田舎の真っ暗で何もない道をマイナス10度くらいの中歩くというわけ。↓

ベラルーシという国はめちゃくちゃ寒いのです。

まずはこの事実に愕然としてしまいました。だけれども、これは自分で下した決断。自分が悪いのです。

しかし、耐えられないな、と感じたことが一つ。「ネズミ」です。

ホームステイ先の家はホストファザーが自分で建てたものであり、いろんなところに手抜かりがあることが判明したのです。それは先に言ってくれ。。。。。

田舎暮らしに向かないのはどんな人?海外のド田舎に在住した僕が解説

の記事でも紹介していますが、海外の田舎は日本の田舎とは全然違います。

日本だと田舎といっても家の設備はちゃんとしていることが結構あります。

しかし、海外の田舎はレベルが違うのです。

部屋に穴が少しあったり、壁の上の方をよく見てみるとネズミがうじゃうじゃいそうな穴だらけでした。

これは下見に行ったときには気づけなかったことなのですが、2階はまだ建設中でした。

実際一番怖かったのは、夜中に寝ている最中にネズミの騒音で突然起こされたこと。

ふと飛び起きた僕は耳を澄ましました。すると、天井でネズミが走り回っていることに気づきました。

二階は建設中だったので、ネズミの住処になっていたのでしょう。

さらに、どうしても我慢ならないことがありました。それはレジストレーション(滞在登録)ができなかったこと。

これはベラルーシに限られる話ではないと思いますが、いくつかの国では、留学している生徒は滞在している国で「どこに住居を置いているのか」を示す必要があります。

しかし、僕のホームステイ先の家はホストファザーが建てたものであり、家自体が正規に登録されているものではありませんでした。

なぜAirbnbがこの家の貸し出しをで認めていたのかはわかりませんが。。。

そのため形式上は、僕はまだ寮に住んだままになっていました。

別にバレなければ何も問題はありませんが、やっぱりよくないことです。ベラルーシではこれが警察にバレると罰金が科されるのです。

退去の準備&物件探し

「ここには住めない」と思った僕はすぐに退去することを決断しました。

しかしここで問題だったのは、次にどこに住むのか、そして僕が留学の最後の日までずっとそこに滞在する、とホストファミリーが思っていたことです。

肝心な住居ですが、一人暮らしをすることに決めました。もうこれ以上住居関係で悩みたくはなかったのです。

少々高くはなりますが、日本で一人暮らしをするよりかは断然安いので、そこは割り切って考えました。ベラルーシでは3万5千円くらいで十分な部屋に住めます。

どこで物件を探したかというと、Onliner や Realt といったベラルーシでは大手の不動産紹介会社です。

ホームステイする前にはロシア語が一切使えなかったのですが、勉強の効果が出始めたのか、少しはインターネットで調べることができるようになっていました。

全てを理解できるわけではありませんでしたが、物件を検索することや、問い合わせて大家さんと電話する、くらいはできました。

ホストファミリーの家を退去する一週間くらい前から探し始め、二日前くらいには二件の家を確保していました。

しかし、問題だったのは住居だけではありません。

ホストファミリーは僕が留学の最後までここにいる、と思っていたのです。

「すぐに出て行ってやる!」とは思っていたものの、なるべくホストファミリーを傷つけたくないとも考えていました。

しかし、僕は退去する旨は決して伝えませんでした。

少し話が飛びますが、下↓の記事でも書きましたが人というのはお金ですぐに変わるものです。

【必読】精神的な豊かさ>物質的な豊かさである現代で必要なこと。

要は、ホストファミリーと僕の関係も月に一度徴収する二万円で保たれていたとうわけ。

ベラルーシという国はお金持ちではありません。二万円でも結構な額なのです。

これ以上住んでもらえない=これ以上お金をもらうことができない、ということなので、自分が家を出ていく旨を伝えると何か言ってきそうだな、と考えました。

最終的に退去する前日になってようやく退去する旨を伝えました。

しかし、想像通り、今まで優しくしてくれたホストマザーが優しくなくなりました。

「退去する必要はない!」

と強く主張してきました。

僕はすかさず、

「あなたはこの家を国に申請していない、そんな家に僕は住めない」

と言いました。

実は、ホストマザーは僕が入居する前に、滞在登録(レジストレーション)はできるということを言っていました。しかし、それは嘘だったということ。

そのことを伝えると、

「わかった。確かに私は嘘をついていた。で、君はどうするの?家はないよね?何もできないじゃん」

という開き直りです。これには僕もショック。あんなに優しかったホストマザーがこんなことになるなんて、と思いました。

この時すでに不動産屋に問い合わせて二件の物件を確保していたぼ僕は、

「そうだね、考えておくよ」

と言いました。

少し険悪なムード。結局はホストマザーから

「これから住み続けるのかどうかは自分で考えて好きにして」

と言われました。

その後すぐに、「翌日から賃貸を契約して住める用意がある」ということを不動産屋に伝えました。

Viberというベラルーシで使われているアプリ(ラインみらいなもん)で連絡できたので、電話する必要はありませんでした。バレていなくてよかった。

その後は家族が寝るまでホストファザーと五歳の息子ちゃんと遊んでその日は過ごしました。これがまさか最後になるとは僕も彼らも予期していませんでした。

退去本番

最終日の夜、退去するという決断には至ったものの、いつ退去すべきかを考えていました。なるべく、彼らにはバレずに家を出たかったのです。

退去の旨を彼らに伝えていつも通り翌日の12時半ごろ(この時は授業が午後13:00スタートだった)にでるのか、

もしくは、翌日にいきなり退去する旨を伝えると面倒なので、もういっそのことバレなように今すぐに退去してしまうか、の二択に迫られました。

しかし、こういったことが頭によぎります。

ここは田舎であるということ。

上記で書きましたが、人というのは簡単に態度は変わります。都会でもなく人目につかないここで退去するということを伝えると、何をされるかわかりません。

ちなみに、そこのホストファザーは元トライアスロンの選手です。体もどでかいです。

というわけで、夜中5時頃(母、父、息子ともに寝ている時間)に退去しようとの決断をしました。

一応、退去の旨とともに少しの感謝+息子に5ルーブル(日本円で250円くらい)でお気に入りのポテチを買ってあげてとの内容を手紙に書きました↓。

退去の準備に取り掛かります。夜中なのでビニール袋などの騒音が結構聞こえます。

これじゃまずい、と思いつつもなんとか用意完了↓。家族に聞こえないように恐る恐る玄関まで荷物を運びます。

そしてついに、家を後にしました。誰にも気づかれませんでした。

外は真っ暗。途中で犬に叫ばれないように(スーツケースを引く音で起こしてしまい、吠えられていたが)バス停に到着↓。

早朝5時とはいえ、人はいました。少し安心。

ここから都心部のマックに直行し、夕方になるまで爆睡。

そこから不動産屋のオーナーと待ち合わせて、すぐに賃貸のアパートに住み始めました。

こうして、ようやくホームステイ生活に幕を閉じました。

ホームステイを失敗させないために

せっかく海外の留学に来たのにホームステイが・・・と嫌な思いはしたくないですよね。それは誰しもが思うこと。

しかし、まず言えることがあります。それは、ホームステイで失敗する可能性はどこでもあるということです。

よく考えてください。日本とは違う、しかも初対面の家族のおうちで暮らし始めるのです。何か不自由はあるに決まっているのです。

これを言ってしまえばそれまでですが、正直ホームステイの良し悪しは運の要素がかなり大きいです。

家のある場所や環境、そして何よりもホストファミリーがどういった人なのかによって良いか悪いかは全て変わるのです。

大当たりを引けば何不自由なく留学生活を過ごせるかもしれませんが、逆にハズレを引いた場合ば留学生活で泣くような思いをするかもしれません。

実際ホームステイをしてハズレを引いてしまえば、その後の留学生活に支障をきたします。生活面でも精神面でも。

たまに、ホームステイでトラブルが起こっても、それでメンタルが鍛えられるという人がいますが、メンタルが鍛えられても勉強がおろそかになったり、いろいろ支障が多すぎます。

しかし、ホームステイにはメリットもあります。自分の準備、心構え次第ではホームステイを成功させることも全然可能です。

ホームステイとは、その国の家庭がどういう生活をしているのか体験するもの。

寮生活では味わえない経験ができます。

また、上で取り上げてきた僕の失敗談についてですが、今ではいい経験だったなと思っています。あれから得られたことは大きい。

ホームステイでトラブルは当たり前

まず言えること、それは、ホームステイでトラブルが発生するのは当たり前ということです。

想定していなかったトラブルが起こったとしても、そこに来て失敗だと思わないことが大切です。

むしろ、これがホームステイなのだ、自分は異文化に触れているのだと思いましょう。

前提として、会ったこともない家族とともに生活する、というのがホームステイです。

自分が普段している生活とは違う、その家族のルールに従って生活することになります。

さらに、海外、ともなれば日本とは環境が全然違いますので、自分の常識が通用しない、というのも当たり前になってきます。

失敗談のところでも紹介しましたが、僕の場合はネズミが大量発生したり、滞在登録をしてくれなかったり、といったことが普通に起きました。

その家族は平気な顔をしていましたが、真面目な日本人ならまず嫌気がさしてしまいます。

しかし、そんなことばかり気にしても仕方がありません。環境が日本と違う、と割りきって考えるのが大切。

Amazon.co.jpで買う

嫌われるのは普通

ホームステイで留学生が家族から嫌われる、なんてことは普通です。

むしろそれくらいの覚悟で行くのがベストです。いい家族だった場合は感謝しましょう。

海外で留学生を受け入れてくれるホストファミリーの中にはお金儲けのためにやっている人もいます。

また、そもそもホストファミリーの全員が留学生を気に入るとも限りません。

自分の家に面識のない人がくるのですから、わかってはいてもなかなか好いてくれないこともあります。

もしホストファミリーが自分のことを好いてくれなくても、そこは割り切って考えましょう。赤の他人と考えるのです。

Amazon.co.jpで買う

英語は勉強しておく

ホームステイをするのであれば、英語は必ず勉強しておきましょう。英語圏に留学する人も、英語以外の言語を学びに行く人もです。

よく英語がよくわからないままホームステイを始め、ホストファミリーとの意思疎通が一切とれず何もできないという人が結構いるみたいです。

正直、ある程度のレベルには英語力を上げておかなければ英語の伸びは早くなりません。

文法や単語といった日本でもできる勉強に時間を取られてしまいます。

英語をある程度のレベルに仕上げる、というのであれば、僕はスタディサプリの新日常英会話コースをオススメします。

もちろん、単語+文法の勉強も必要ですが、こういった会話練習を積み重ねておくことで、とっさに英語で反応する力が身につくのでオススメです。

また、非英語圏においても英語は必要です。

下↓の記事にも書きましたが、英語は世界共通語です。どれだけ田舎であっても、英語を話せる人が一人くらいはいたりします。

英語を使えるメリット。「世界が広がる」の本当の意味。

僕の場合はロシア語が全くわからなかったので、ホストマザーと最初は全て英語でやり取りしていました。

もし英語がわからなかったらどうなっていたことやら。

自己主張しなければ終わる

どんなことがあれ、自己主張はしっかりすべきです。自分の思ったことを言わないとどうにもなりません。我慢してもストレスが溜まる一方です。

これは僕が思うことなのですが、イメージ通り日本人はあまり主張をしない民族です。

逆に海外の人は思っていることをなんでも言います。

謙虚さが日本のいいところだ、なんていう人がいますが、正直それだと損するだけです。

言いたいことを言わなければ相手は何もわかってくれませんし、何よりも自分の意思はほぼ絶対に通ることはないです。

ホームステイ先で嫌なことがあったらすぐに言いましょう。

Amazon.co.jpで買う

最悪・辛いと思ったらすぐに逃げる

これが一番大切です。

もう耐えられない、と思ったらすぐにホームステイを中断しましょう。留学中に余計なことでグズグズしている時間がもったいないです。

世の中、自分の常識とは180度考え方が違ったり、合わない人っているものです。

また、信じられないようなことが海外では起こることがしょっちゅうです。

どうしてもその環境の変化に耐えられないのであれば、絶対に住まいを変えてみてほしいです。

たまに、苦痛を味わうのが海外である、なんていう人もいます。

確かにメンタルは鍛えられるのかもしれません。

しかし、合わない環境にいて苦痛を味わい続けても成長するのはそこだけで、実際に勉強がはかどっていなかったりします。

困ったときはあらゆる手段を考えましょう。Ex)保険会社に電話する、スマホもしくは友達を使って不動産会社に問い合わせて賃貸に住む、など。

これを言うのは良くありませんが、ホームステイといっても一時の人です。

もしホストファミリーとトラブルが起こりそうであれば身を守ることを一番に考えましょう。良心なんて必要ありません。

Amazon.co.jpで買う

まとめ

ホームステイは何かと得られるものが多いです。

寮や一人暮らしと違い、ストレスが溜まりやすく、トラブルも実際多いみたいです。神経質な人には向いていないかもしれません。

しかし、それ以上に多くの経験があるのがホームステイなのです。

一番大切なのは心構えです、何が起こってもホームステイだから、と開き直る気持ちが大切だと思います。