【慶應法学部対策】難易度から参考書まで全てを慶應生が解説します。

筆者は現役&浪人時代に早慶を受験しています。そのため早慶各学部の受験知識を鮮明に記憶していて、正直自分だけに留めておくのはもったいない気がしています。

そこで、今回は私立文系の中で最も偏差値が高く、自分が第一志望にしていた慶應法学部の一般入試を徹底攻略していきます!

慶應法学部一般入試の基礎知識

入試科目の配点

英語:200点

日本史 or 世界史:100点

小論文:100点

詳しくは、河合塾が運営しているサイト「慶大塾」を参照なさってください。

ボルトボーイ
点数配分の半分が英語か。。。

入試倍率

法律学科と政治学科によって微妙に違いますが、倍率は平均で5.0倍程度となっています。

しかし、5人に1人しか受からないとは思ってはいけません!特に勉強を緻密に勉強してきた人!

ちゃらんぽらんな人、全然合格レベルに到達していない人、ほぼ記念受験の人が結構います。

「自分には無理なのではないか」「敵が多い」とは思わないようにしましょう。

むしろ、「自分は絶対合格できる」と思いましょう。

慶應法学部合格のカギ

英語を極める

入試の配点を見てもわかる通り英語の配点が半分を占めています。

これは、慶應法学部に入る人たちには英語ができてほしいという大学からのメッセージなのです。

英語、極めましょう。

後ほど慶應法学部の英語に特化した対策を地歴とともに説明します。

ハルク
私立はとにかく英語!

小論文に頼らない

慶應の他学部の一般入試でも言えることですが、小論文の点数に頼らないようにしましょう。

そのため、英語と地歴はこの二科目だけで合格点に達するくらいに仕上げるのです。

「俺は文章書くのが得意だから小論文で点数稼ぐ!」と言う人いますが、やめましょう。

運の要素が大きすぎる

小論文に頼るべきでない理由の一つが、運要素が大きすぎるということです。

基本的に英語や地歴は実力に応じて点数が比例する科目です。

一方で、小論文は実力通りの点数にならない科目といえるのです。

日本史や世界史で学んだ政治・経済・文化、または法学などの知識があると自分の意見をある程度書けるかもしれません。また新聞・ニュースをよく見る人は他の受験生と差別化を図ることができると思うでしょう。

しかし、入試本番では意外とそうはいきません。なぜなら、法学部の小論文は、その年の出題内容によって自分の書く技量が変わってくるからです。

例えば出題内容が政治・法に関するものだと、法学部を受験する人なら対策をしっかりしているので誰しもがある程度かけるとは思いますが、2018年度入試のように出題内容が抽象的だったり、環境問題だったりすると得意不得意が大きく分かれます。

おそらく、小論文の出題内容を変えるだけで合格者のうちの下三分の一くらいは入れ替わるでしょう。それくらい小論文の出題内容によって左右されてしまいます。

ですので、小論文がゼロ点でも受かるくらい英語と地歴で圧倒的な点数を取ることを目指してください。

予備校の採点を信じてはいけない

これは主観ですが、正直言って予備校の小論文の採点は信憑性に欠けます。

大手予備校に通われてる方、申し訳ありません。

現役時代に筆者は某大手予備校に通っていて、冬季講習の小論文の授業内テストで常に上位に選ばれていました。

しかし、入試本番の得点開示で38点

たまたま筆者の点数が悪かったのかもしれませんが、予備校の採点は当てにならないです。

ボルトボーイ
予備校に通われてる方、申し訳ない。あくまでも主観です。
 

英語

基礎知識

試験形式と出題内容の傾向

試験時間は80分。配点は200点。全問マーク式。出題分野は非常に多様で、

発音・アクセント、語法正誤問題、会話文の空所補充、インタビュー、語句定義、長文読解などが出題される。

ちなみに、最も難しいとされた年度は2014年度入試の問題で、慶應法学部だけではなく、日本一難しい受験英語と言っている人もいるほど。こちらを見てもらえれば明らかなように、2014年度の英語は平均点が半分どころか4割を切っています。本年度以降インタビュー問題は姿を消してますね。

指標

英語は最低でも8割は取れるようにしましょう。できたら9割とるのが好ましいです。

年度にもよりますが、英語と地歴だけでほぼ合格点を取るべきです。となると、英語でこのくらいは取っておかないと困りますよね。

英語と地歴で合格点を取る・・・それくらいしなければ慶應法学部は受かりません。自分じゃまだまだ合格点を取れていない、或いは取れるはずない。。。

そんな方には、こちらがオススメです。広告みたいになってしまっていますが僕がネットで見つけたこの下克上という塾がすごいみたいなので、一応リンクを下に載せておきます。

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対策

法学部の英語で落としていいところはないのですが、最近の出題範囲を大切なパートごとに並べてみます!

長文読解>語句定義>会話文の空所補充>語法正誤問題>発音・アクセント

見事に出題される順番と逆になっていますね(笑)。本来は全部大切ですので気を抜かないようにしましょう。

発音・アクセント 重要度:

発音の出題頻度は低いです。逆にアクセントは毎年と言っていいほど出題されています。

また、巷では発音・アクセント問題の配点が低いと言われがちですが、実際はそうでない可能性もあるので対策は怠らないようにすべきです。

といっても、発音・アクセントの対策は単語勉強の中に取り込むのが圧倒的に効率がいいです。アクセントのためだけの勉強はしないようにしましょう。

やり方としては、単語を覚えるときに単語帳のみならずアプリも併用しましょう。音声を聞きながら単語を真似して発音しつつ、覚えていくのです。それの方が視覚も聴覚も使うので覚えやすいです。

もちろん、単語を既に覚えてしまっている人もアプリを購入して音声を聞くだけでもしておくのが好ましいです。

語法正誤問題 重要度:

こちらも慶應法学部頻出の問題です。

【最強】英語力ゼロから”最短”でTOEIC800点取れる参考書!

でも少し触れていますが、語法正誤問題とは文法・語法の詳細な知識を図るための問題です。

具体的には一文中で文法・語法的におかしい単語を指摘させたり、複数の英文の中からおかしな表現を含むものを選ぶ、といったものです。

対策としては、

・英文法・語法正誤問題速攻100題―1日20分5日間完成 (集中マスター)

・スーパー講義英文法・語法正誤問題 (河合塾シリーズ)

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以上二つで十分です。前者が基礎レベル、後者が早慶などで出題される難問対策用です。後者を完璧に覚えると慶應法であれ早稲田社学であれ語法正誤問題で9割ほど取れるようになるでしょう。

肝心なのは、問題を解くよりも、解説されていることを理解して覚えることです。解説を丸暗記するつもりで何周も演習を繰り返してください。

会話文の空所補充 重要度:

会話文の空所補充より後の問題は全て重要な範囲。全問正解する気持ちで励むことが肝心です(実際に全問正解するのは困難)。

空所補充ですが、確固たる単語・文法・語法の知識や読解能力があれば、長文読解と同じように解けます。

しかし、コツといったものは存在します。

例えば、空所前後の品詞に注目することは大切です。「空所の前に他動詞があるから空所に目的語がくるかな」といったように。

また、当然ですが文脈を把握することも

語句定義 重要度:

こちらも慶應法学部で有名な問題。パッセージ中の10か所の単語に下線部が引かれており、その語句の定義を後の辞書的説明から選択する、という問題です。

これに関しては明確な対策があるので解説していきます。

もちろん、文脈からそれぞれの単語の意味を推測することが最も大切なのは忘れないでください。

品詞をしっかりと把握

まずは品詞をしっかりと把握しましょう。後の選択肢から当てはまらない答えを消去法で絞っていくのです。

例えば下線部が形容詞だった場合、答えが「In a state that~」から始まることが多いです。

よくよく考えると形容詞は状態を表すものなので、答えがこのようになるのは当然ですね。

また、動詞に下線部が引かれていたら、「To ○○~」から始まっていることが多いです。

これだけでかなり選択肢を絞ることができるはず。。。

パス単一級でボキャビル

慶應法受験者の中でも特に猛者がするのがこれ!

法学部の英語の試験時間は80分と、難易度の割には短いです。そのため大問一つ一つを丁寧に、しかも素早く解いていかなければなりません。

そこで、意外と時間を食ってしまう語句定義の部分を、本文をほぼ読まずに5分ほどで終わらせることを可能にするのが“ボキャビル”です。

これは、時間短縮できるところは可能な限り時間短縮して長文読解に時間を回す方が得点率が上がるのではないか、という発想からきています。

基本的には英検一級パス単の丸暗記が主流です。

正直言って、この単語帳を使っても慶應法の語句定義問題で全ての単語がわかるようにはなりません(年度によりけり、平均で6割くらいわかるようになる)。

しかし、この単語帳を使うことで、周りの受験生と大きく差をつけることができます。

これは慶應法のみならずその他早慶の各学部の入試でも言えることです。

例えば早稲田社学。長文中の単語はかなり難しいですが、パス単一級で難なく理解できるようになります。

また、大学に入った後でTOEICやTOEFL・IELTSなどの英語資格を取るときにも効いてくるでしょう。

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インタビュー 重要度:

2014年度を最後に姿を見せないインタビューですが、いつ出題されてもいいように少しは対策しておきましょう。

過去の慶應法学部の過去問で対策するのもいいですが、私的には東大英語の大問1Bのパラグラフ整序問題で対策するのもオススメです。

この類の問題のコツは、文の前後の整合性を把握することです。

例えばインタビュー問題の一つの質問が5W1Hで終わる質問なら、YesやNoで終わる答えはくるはずがないです。

また、インタビューの返答でsuch~という単語がでてきたり、the~がでてくると、その単語を含む質問がされている可能性が高いと言えますよね。

こういったことを、東大の英語で学ぶことができます。

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長文読解 重要度:

最重要なのがここ、長文読解。全問正解する気持ちで解いていきましょう。

慶應法の長文読解のポイントは、文章の意味の理解にとにかく集中することです。

この学部の長文読解は、英語の能力を図っているよりもむしろ、受験生の論理的思考力を図っていると言えます。

パラグラフごとに問題は出題されていますが、内容一致問題とは違い「作者がそのパラグラフで暗に意味しているもの」を選択させる問題などがあり、これには深い思考が必要なのです。特に2014年度なんかがそう。

対策には、リーズニングする力を鍛えたうえでこの学部の過去問演習を行うしかないと思います。

リーズニングとは

リーズニングとは”reason”に”ing”をつけたものです。”reason”とは”理由”、”わけ”。

すなわちリーズニングとは、“解答の根拠がどこにあるのか考えること”、と言えるでしょう。

単語と文法を仕上げて複雑な構文の英語も大抵は読めるようになっても、いざ問題になると正答率がなかなか上がらないなんてことがよくあります。そんなときに効くのがこの”リーズニング”ですが、慶應法の長文読解を特にあたって文章を俯瞰する力を養うのにリーズニングが最適です。

リーズニングにはそれ専用の参考書がありますが、基本的には東大の英語の大問1Aの要約がオススメです。

リーズニングの参考書と併ねて再度載せときます。

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慶應法学部の世界史・日本史

基礎知識

試験形式と出題内容の傾向

試験時間は60分。配点は100点。全問マーク式。出題分野は全てです。

基本的には文中の空白を埋めるものと、正誤問題がほとんどです。たまに、露骨に年号の知識の把握を問うような、変わった出題のされ方がなされます。

出題される内容は超マニアックです。共通試験などの基礎レベルはほぼ出題されず、世界史or日本史を究極に難しくした問題です。

指標

何度も述べていますが、英語と地歴で合格点を取りきる気持ちで勉強しましょう。すなわち、本当に運が良ければ9割、少なくとも8割は地歴でも取りにいってください。

そのためには、まず標準レベルの問題、少し難しい問題でも100%取り切ることが大切です。その上で俗に言う奇問も全て当てに行ってください。

対策

端的に言います、世界史or日本史を極めてください。僕の場合は基本的に一問一答でした。極め方については下の記事に全て書いています。

【早慶対策】東進の世界史一問一答の使い方!これをすれば怖いものなし!

一問一答に書かれている単語や年号、や流れはもちろんのこと、他の参考書に書かれていることも、時事問題に関しても全てです。

僕は世界史を選択していましたが、世界史とはもはや関係のない時事問題にも目を向けてました。例えば、1970年代に起こったジャパンバッシングについてウィキペディアを読みあさっていました。とにかく極めてください。解けない問題をなくしてください。

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まとめ

慶應法学部に合格するにあたって英語はとても重要です。

そして、合格には緻密な対策をすることが必要不可欠です。

しかし、それと同時に日々生産性のある学習を心がければ意外とあっさり合格できるのも事実です。

舐めてはいけませんが、合格は普通に可能です。

努力は実ります。

→慶應義塾大学法学部公式